座席の種類

 

  日本の劇場では、S、A、B、C席と座席が区別されている。 アメリカでは劇場によっても異なるが、オーケストラ(Orchestra)、メザニン(Mezzanine)、バルコニー(Balcony)に大きく分けられる。 

オーケストラ(Orchestra)
オーケストラとは一階席の事だ。 劇場で最も高額な席で、日本のS席に相当する。 一階席全部をオーケストラ席として同額で売る場合と、一階席の前方をプライムオーケストラ、後方をリアオーケストラに分け、リアオーケストラの席を良心的な値段で売る場合とがある。 また一階席の両サイドをパーシャルビュー(舞台全体が見づらくなる "見切り席")として安く売る場合もある。 これらは全て劇場、又は演目によって変わってくる。

メザニン(Mezzanine)
メザニンは2階席をさす。 メザニンも前方と後方に分けられる場合がある。 前方はフロントメザニン、又はロ-ジと呼ばれ、オーケストラ席と同額で売られる場合が多い。

バルコニー(Balcony)
バルコニーは3階席をさす。 ただしブロードウェイで三階席がある劇場はそれほど多くない。 

ボックス席
劇場によってはボックス席もある。 ボックス席は客席両サイドの2階や3階に位置し、舞台には非常に近いが見切り席になってしまう場合が多く、余り高額では売られない。

 

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